北海道市町村巡りの旅 オホーツク下側編!

 

これは北海道、道の駅全駅制覇しても振興局単位のキャンプ地を制覇してもまだまだ北海道にはきちんと見ていない市町村が多いなぁと思った【たかさん】が道内市町村を巡るお話です。

 

2月22日(木)

とりえず2/22(にゃんこの日)と言う事で、

我が家の「大吉」くんをご覧ください。

仕事終わりから出発の予定をして、帰宅後すぐ準備。旅やキャンプには忘れ物が付き物って事で入念に準備していざ出発

今回、仮眠場所に選んだのは「道の駅まるせっぷ

紋別郡遠軽町丸瀬布元町42-2(国道333号沿い)

住所で歴然ですが今は遠軽町

自分の知る限りでは元々「丸瀬布町」でした。

旭川紋別道も丸瀬布までしか開通してなくて、その頃はこの道の駅も人でいっぱいでした。

遠軽町延伸となり、ICからも約1kmと言う立地になった為、なかなか入りにくく利用者も減ってしまったように伺えます。今では立ち寄る人もちらほら。

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車中泊情報

道の駅まるせっぷ

車中泊はグレーとしていますが、駐車場内でのキャンプ行為を禁止しています。

車中泊はルールとマナーを守って利用者の迷惑にならないよう心がけましょう。

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2月23日(金)

そして今回最初の訪問は「遠軽町

庁舎は昔ながらの鉄筋コンクリ3階建

だいぶ古さも感じさせる建物でした。

 

自動車道のおかげで、比布から真っ直ぐ遠軽町まで抜けることが出来るようになりましたが、このまま紋別まで延伸すると、ここで降りる事も少なくなるのかなぁなどと感慨深いです。

道の駅には何度か来ているけど、道東への通り道的な感覚。何せ広い。旭川側白滝と湧別側まで自動車道で約40分位かかります。

資料:遠軽町公式HP

そんじゃぁ、遠軽町を散策しましょ。

 

行きたかった「遠軽町埋蔵文化財センター」

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ここには「国宝 白滝遺跡群出土品」黒曜石が展示されています。白滝まで戻るのは厳しかったので、次の機会へ。

 

そして伺ったのは「遠別町郷土館」

建物の写真を撮り忘れたので画像は拾い物です。

写真撮影は良識の範囲内でとの事でした。

※過去に大量の写真を教材に使った教授がおったらしい。

以下3点資料提供:遠軽町郷土館

詳しくは郷土館へ足を運んでいただきたいのですが、

大正8年の分村で遠軽村となったのが遠軽町の始まりのようです。(わかりやすい図が別の町にありましたので改めてそちらで詳しくお話ししましょう。)

そしてここ遠軽町にも北海道の父「松浦武四郎」の痕跡がありました。

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遠軽町北見市同様、薄荷(ハッカ)の生産で潤った街だそうです。その後林業の街として発展したみたい。

やはりこのサロマ湖内陸は北見市を中心に発展して来たんだなぁと思う街でした。

 

さて、遠軽の街はどの辺だろう...

道の駅で降りたら、左折するあたりかな?

と思っているとナビが遠軽瀬戸瀬で降りろと。

郷土館へ行くにはここで降りるのが最短だそうでした。このICで降りるのも初めて。

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そして街は思っていた所よりもさらに奥側でした。けっこう街!

勝手な基準ですが、おー!街だね!の基準がぼんやりありまして「郊外店舗、ホームセンター、大型電気店、チェーン飲食店居酒屋」等、空知近郊で見慣れた店舗があると街やん!って思ってしまいます。

ただ遠軽町での発見は「坂本ホーマ」え?坂本?

黒いのはホダカじゃなくて、石黒でもなくて坂本?!

調べてみたら北見のお店なんですね。

地元に愛され頑張って欲しいなぁと思います。

では、次の街へ移動しましょ。

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次はお隣、「湧別町

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立派な庁舎だなぁ。

 

単品で湧別町と言われても正直 どこ?

北海道のどの辺?って認識でした。

でも、チューリップの里!と言われるとすぐ「湧別!」と出てくるくらいには道の駅の影響は大きいですね。

ただ、チューリップの湯は上湧別

湧別は愛ランド湧別 サロマ湖沿いにあります。

昔、湧別町上湧別町でした。その頃の名残で2駅となっています。

とここで...あれ?役場の看板おかしくね?

湧別町庁舎だと思って行った先は旧上湧別町役場。

現在は「湧別町上湧別庁舎」となっており、支所的な役割になっておりました。

あわわわわっ 湧別町役場へ行かねば!

と、その前に郷土館があるので寄って行こう。

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冬季だからなのかわからないけど、管理人が常駐していない為、併設の体育館受付にて入館のお願いをすると鍵を開けてくれます。

暖房が入っていないのであったかい衣服で入館してください。
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入り口には大きなアザラシの剥製が。

博物館あるあるですが、熊、マンモス、アザラシは入り口の定番です。

以下、資料提供:湧別町郷土館

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湧別町の成り立ちがわかる資料が展示されていました。
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この図、とってもわかりやすい!

松前藩宗谷場所(稚内〜ウトロ辺り)

②宗谷場所から斜里場所分離(興部,紋別辺り〜ウトロ)

③北見国となる(また稚内〜ウトロ)紋別群に属する

湧別村と表記される

④戸長制度により根室網走郡紋別外(他)九ヶ村戸長となり、戸長役場設置。

⑤湧別村分村(上湧別村、下湧別村)となる

⑥上湧別村分村(上湧別村、遠軽村)となり、

遠軽村から生田原村分村

昭和9年町制度施行

遠軽村→遠軽町

遠軽町分村→遠軽町丸瀬布村、白滝村となる

⑧昭和28年町制施行

上湧別村→上湧別町

下湧別村→湧別町

生田原村→生田原町

丸瀬布村→丸瀬布町

平成の大合併

上湧別町湧別町合併→湧別町

遠軽町生田原町丸瀬布町白滝村遠軽町

分村と合併を経て今の街になったようです。

湧別町は戸長だった事もあり、近隣町村の成り立ちもしっかり教えてくれました。

遠軽町の事もわかってスッキリサッパリです

 
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そして北見薄荷発祥の地!

と謳っていますが、北見薄荷記念館行った時

何て書いてあったっけ?

思い出せないので当たらず触らず。
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サロマ湖のホタテを流氷被害から守るために努力されているようです。

そして、

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こちらが「湧別町庁舎」

レンガ調の綺麗な建物です。

大きすぎず、小さすぎず。人口割合に合う庁舎も珍しいです。

湧別町での訪問は

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100年記念塔

道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯に隣接する、記念碑です。北海道にはいろんな街に100年記念塔があります。隣の道の駅も覗いてみると...
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トイレに張り紙がありました。

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車中泊情報

道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯隣接の公園駐車場はトイレが近い為、車中泊しようとする方がいるようですが車中泊禁止です。道の駅での車中泊は問題ありません。ただ、せっかく目の前が温泉なので温泉でさっぱりして車中泊しませんか?

車中泊はルールやマナーを守って利用させてもらいましょう。

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長くなったので一区切りつけましょう。

次はお隣「佐呂間町」へ向かいます!

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