「【たかさん】の北海道市町村来てみたよ!」
1日有給を使って2.5日の旅。
今回は噴火湾から道南を巡って来ました。
そもそも北海道の噴火湾って?
環境省HPより
北海道をよくシャケ(鮭)に例えるんですが、
(右(知床、根室)→が口、上(稚内)が背びれ、下(えりも岬)が胸びれ、函館がシッポ、)
シッポの内側の海の事を「噴火湾(内浦湾)」と呼び、概ね(おおむね)室蘭〜森くらいの海を指します。
この辺りは漁業が盛んな街多く、美味しい海鮮がたくさんあるところです。
では、市町村巡りのVAN旅にしゅっぱーつ!
[5月17日]
今回最初の街は
【洞爺湖町】
役場は人口に見合うだろう建物になっていて
噴火湾沿いの街の方にありました。
洞爺湖町公式HPより
約1万人の人口で洞爺湖の西側を占める街。
(平成22年国勢調査)
北海道観光地としての知名度も高く、道民なら学校の行事で必ず行くんではないでしょか。
そんな洞爺湖町ですが、小学校の修学旅行と洞爺湖周辺を走った事(車,バイク)があるだけでしたが、洞爺湖町を知る機会ができました。
洞爺湖の眺め
記念館があるらしいので行ってみる事に。
以前通りかかった時にコスプレのイベントをやっていて、おー!いい街だなぁっおもった記憶があります。その時の会場がここでした。
「北海道洞爺湖サミット」覚えてますか?
北海道で世界の国賓を招き、G8首脳が会議を行いました。それがこの洞爺湖町でした。
サミットの細かい事まで記録し、展示してあります。
第一次安倍政権時に宣誓だったんですね。
感慨深い。
お昼もすぎていてお腹も減ったので
1旅1ラーメン
居酒屋 和 さんへ伺いました。
一見すると開いてるのか...とそーっと入ってみると開いてました。店内はおしゃれな作りになっており、夜は居酒屋さんらしいのですが、ラーメンの本気度が半端ない。
おいしくいただいたところ会計時に
その場で確認しなかった自分が悪いのですが、レシートの必要不必要も聞かれるのでちゃんと確認した方が良いお店の様です。
ごちそうさまでした。
気を取り直して向かった先は
「洞爺湖町郷土資料館」
誰もいなかったのですが自由にお入りくださいの表示あったので入館。
資料提供:洞爺湖町郷土資料館
ざっくりと歴史を表示し、年表がありました。
西紋別戸長役場から分離
虻田村各戸長役場設置
洞爺湖町誕生
とこんな流れでしたが、もう少し戸長制度の頃を知りたかった。
次に向かった先は
あれ?前に「伊達市」へ行った時の認定と同じかな???と思いながら周辺を見学。
貝塚あとは、わざとわかりやすくするため
ホタテの貝の残骸撒いてるだろ。
まぁわかりやすいからいいんだけどさぁ
と微妙な気持ち。
この地域には昔から魚介類が豊富だったのだと思い知らされます。
ではお隣の街行ってみましょう!
お隣は【豊浦(とようら)町】
道の駅があります。
ここもよく通るとこですが、噴火湾の海鮮は美味しいだろうけど、他は道の駅しか知らない街です。
調べて見ると何やら噴火湾展望公園と言うものがあるらしい。展望台もあるみたいなので行ってみた。
豊浦展望台
綺麗な景色が広がってます。
国道しか走らないから知ることもなかった街の景色。
1本中に入るだけで知らない顔を見せてくれます。
そういえば豊浦町はイチゴの街でした。
今回は寄らなかったのだけども、源泉掛け流しの広い温泉もある様です。(天然豊浦温泉しおさい)
機会をつくってのんびり行きたいものです。
この展望公園には気になる記念碑が...
「伊能忠敬測量200年記念碑」
感慨深い記念碑でした。
こう言うのがきちんと残ってるのが北海道巡りにはありがたい。しかしこの二人はこの広い北海道をよく徒歩で調べて歩いたもんだと感動さえ覚えます。
では次の街へ。
お隣は【長万部(おしゃまんべ)町】
何度も通ってますが、国道沿いしか知らない街です。
道南からの帰宅時にはガソリンスタンドがちょうど良い位置にあって給油地点でもありました。
が!道民なのに食べた事なかった。
せっかくなのでカニ飯食べよう!
っっっとその前に、長万部の成り立ちを学びにいきましょう。
長万部町民センター(郷土歴史資料室・鉄道村)
「入館希望者は教育委員会へご連絡ください。」
との張り紙が。私ごときに足を運んでいただくのも申し訳ないのでそっと戻りました。
有名店「かなや」さんへ!!
はい?そうですか...
残念ながら本店さんは休業でした.....。
時間も押して来ているので諦めようかと思ったその時。
ん?!
自販機はけーん!
これでいいや!と、
カニ飯購入!晩御飯にしましょう!
さてさて、実はこの長万部町。
かなーり気になるお店ありまして。
その名も「ハッピーディアーズ」さん。
通りかかる度に気にはなってるんですがなかなか...。
すぐ裏手に工場もある自社生産のお菓子のお店だそうです。まぁポップが自由。従業員さん楽しくお仕事してるんだろうなぁってわかる店舗の佇まい(たたず)です。さすがにお菓子をほぼ食べないおっさんがソロで入るのは ×怖かった 申し訳ないので店舗には入らず、そうそうに退去致しました。
すっかり日も長くなってきた北海道ですが
お次の街へ行ってみましょう!
【八雲町】
近隣では栄えた街で、噴火湾中部函館方面で主要な都市となっていそうです。近くの街のお買い物を支える街でしょうか。
まずこの八雲町、地図をご覧ください。
八雲町公式HPより
合併により、日本海と太平洋の二つの海を持つ街となっています。日本で唯一2つの海を持つ街!
うっはー!多分平成の大合併の頃でしょうけど、街でその歴史を知りたかったー!
おうps!ネタバレしてもうた!
「八雲町郷土資料館」
訪問時は17時だった為、内覧できず。
現八雲町は旧八雲町と旧熊石町が合併した街でした。
この八雲の町名の由来が石銘板に書かれていました。
うん。とってもいいと思います!
そろそろいい時間になってきました。
この街を超えると買い物も厳しいかと思い買い出しへ。カニ飯のお供を買ってきました。
イオン八雲
宿泊地向かう前にもう一つ寄りたいとこがあるんです!
「噴火湾パノラマパーク」
ハーブ鶏発祥の地
ほえー ハーブ鶏はいまではよく聞くけど、八雲が発祥の地だったんですね。ハーブ鶏買えばよかった。
閉園時間ギリギリでしたが、これはこれは。
絶景が楽しめました。
北海道もGWをすぎるとキャンプ場がオープンし始めるので、今回は道の駅でなくキャンプ場にお世話になる事にしました。これでも一応キャンパーなんである程度,結構キャンプ関係知識はあるつもりです。
VANトラベラー(ちょっとかっこよく言ってみた)は時間が確定しないので、かなかななかなかチェックイン最終時間に間に合わない。のでIN-OUTフリーなキャンプ場がありがたい。
運転で汗臭いの洗っとく。
「ちゃっぷ林館」
源泉掛け流しの広くて綺麗な温泉でした。🤤
あー さっぱりさっぱり。
お世話になったのは「大沼国定公園 東大沼キャンプ場」!(翌朝撮影)
あぁぁぁぁー😆キャンプ場久々。なんか嬉しい。
そしてこのキャンプ場、
しっかり設備があるのに「無料」
駐車場の片隅で、他のキャンパーさんの迷惑にならない様ひっそりと泊めさせていただき、晩御飯のお時間です。
八雲イオンの焼き鳥と野菜サラダ
カニ飯が冷凍なのでレンジであためましたが...。
んlんlんlー!笑 話のネタ?
まぁ一度食べてみたかったカニ飯が食べれたので良しとしましょう! 笑
[5月18日]
翌朝,準備を整え向かった次の街は
【鹿部(しかべ)町】
右後ろに駒ヶ岳が望む街です。
とここで違和感。
iPhoneMAPで来たけど、Google先生は他の場所を示してました。
役場の建物も閉庁日としてはなんか...
ここほんとに現庁舎なんだべか?
とりあえず、Google先生の方へ向かって確かめよう!
と、途中には見慣れた道の駅。
寄っていきましょう。
「道の駅 しかべ間歇泉公園」
そう言えばゆっくりみた事ないんです。
時間も早いので開いてはいませんが拝見。
この道の駅では間歇泉の蒸気で蒸し料理が食べられます。工夫があってよいですね。食材を道の駅で購入し色々味わえる様です。
そして北海道市町村巡り、歴史的難関!(歴史の授業は寝てた) 函館からの北海道開拓の歴史の片鱗が!!
今まで市町村の経緯や歴史について学んできたのですが、ここ函館(箱館)道南は北海道開拓発祥でもあります。
いろいろな政治と戦争の歴史が絡んでこの道南から北海道は広がって行きました。このVAN旅にも、とうとう登場「新撰組 副長 土方歳三」
道南市町村の歴史を知るには避けて通れない道です。
函館が1日で終われるのか心配です。
話を戻して、
道の駅 しかべ間歇泉公園の向かいには、こんな石碑もあります。
鳥羽一郎「北斗船」歌碑
両手を指定の石碑に載せると、結構大音量で曲が流れます。(残念ながら曲は知らない)
そしてGoogle先生が教えてくれた場所は
鹿部町役場(現庁舎)
綺麗で立派な庁舎になっておりました。
iPhoneMAPは情報更新がGoogleMAPより遅いとわかりました。その上で、スマホのナビに感謝。
商店街や施設などの地形をみて考えると、防災設備でもある役所が高台に移転する事は良いと思います。海沿いの街だからこそ、この決断をされたのかと思い、敬意を評します。
では次の街へ向かいます。
旧砂原町
道の駅つどーるプラザさわら
今は【森町】となっております。
もりちょう?もりまち?
どうやら「もりまち」が正解の様です。
砂原に郷土館があったのですが、
すでに使われなくなってました。
森町に博物館・郷土館は見当たらないし、
残念ながら目で確かめる事は出来ず。
森町の道の駅は結構好き。
この道の駅、裏手が公園になっていて、時期にはとても綺麗な花が咲いています。
伺った時には一面のサクラの絨毯とツツジが咲き誇っておりました。ん〜 綺麗だなぁ〜
公園入り口に石銘板が。
「日本冷凍食品事業発祥の地」
まさかの発祥の地!ほぇー。
ちょっと関心した。
そして勘違いしてる方も多いと思うのですが、
そう!「いかめし」と言えば函館!と思ってしまうけど、ここ森町が発祥の地でした!
歴史資料を見れなかったのが残念でしたが、2つの発祥の地を知れたので次の街へ行ってみましょう。
【七飯(ななえ)町】
大沼を含む駒ヶ岳のふもとで、道の駅がすっばらしい街です。
2022年道の駅ランキング8部門のうち2部門No1を獲得
うんうん。
この道の駅なら十分ありえる快挙ですなぁ😊
常にお客さんもいっぱいで施設も充実。
道の駅ラリーストも満足の道の駅だと思います。
そして昨晩お世話になったキャンプ場ですが
ここも七飯町 ありがとうございました。
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車中泊情報
東大沼キャンプ場は駐車場での車中泊が可能です。
料金は無料です。
駐車場での焚き火は一切禁止です。
また、駐車場内でイスやテーブル、タープ等を設置する行為は他のキャンパーさん達の迷惑になるのでやめましょう。車中泊はルールとマナーを守って!
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せっかくなので「大沼」も巡ってみました。
観光客がたくさんおり賑わっておりました。
名物「大沼だんご」も売ってましたよ。
外国人も多く、聞き慣れない言語が飛び交っておりました。C国の方も多い様でした。
人が多いので写真は取らず移動。
役場のすぐ近くに「七飯町歴史館」があったので行ってみる。
歴史館へ行く道には友好都市との記念で作られた道が。
では、七飯町の成り立ちを探ってみましょうか。
※資料 七飯町歴史館
大まかな流れはわかるんですが
もうちょい詳しく欲しいなぁと思っていたら
施設内に学習室があったので覗いてみました。
「七飯町史」があった!閲覧可能だったのでみてみると。※七飯町史より
市町村史があるのは知ってましたが、閲覧出来たのが嬉しい😊
七重他五ヶ村戸長役場が七重に。ふむふむ
桔梗他三ヶ村戸長廃止により七飯村
七重と飯田他の合併で七飯になったのか?(不明)
現在に近い七重村誕生。
明治21年 4月25日 市制・町村制 公布
昭和28年 町への変更を申請するが、時期尚早の為願い叶わず。
と、現在の七飯町になったみたいです。
明治の町村制度と昭和の市町村制度がごっちゃになりそうですが、そのうち整理しましょか。
役場を降りると看板が。
「日本における近代農業発祥の地」
歴史館にも農業について色々と説明があったのですが、やっぱりこの道南は北海道の先進技術を取り入れやすかった環境の様です。ふむふむ。
では、この旅最後の市町村へ向かいましょうか。
どこでしょう😊
役所役場ではないですよ。
そうです!北海道に新幹線が来た駅です。
道民でありながら、来るのは初めて。
ちょっとワクワクしながら駅構内を見てきました。
残念ながら新幹線の姿はみられませんでしたが、
とても楽しい気分になりました。
先日、札幌延伸予定の工期が遅れるとニュースにありましたが、早く札幌につながって欲しいですね。
と言うわけで最後の訪問先は
【北斗市】
よく来る街なのですがキャンプの為にくる街なので、函館の隣で結構お店多いくらいしか知らない街でした。
お昼もすぎていたので1旅1ラーメン②
「らーめんかちぼし」さんへ伺いました。
うん!おいしいよ!
すぐお隣にもラーメン店があるので比較されるんだろうけど、美味しいラーメンでした。
ごちそうさまでした😊
おなかも満たされたので、脳みそにも動いてもらいましょう。「北斗市郷土資料館」
おや?なるほどー!
旧大野町庁舎だったんですね!
これは期待が大です。
ここまで撮影&SNS OK!と書いてくれるの嬉しい限り!
何やら特別展示やってる模様。
いざ!北斗市を教えてください!
きちんと流れが展示してありましたよ😊
ざっくり読むと
1879年 有川村と戸切地(へきりじ)村 合併
上磯村 誕生
吉田村と上磯村合併 上磯村誕生
1900年 上磯村他4村合併 上磯村
大野村他5村合併 大野村
共に一級市町村
1957年(昭和32年)大野村 町制施行 大野町
2006年(平成18年)平成の大合併
おおおー!年表でここまで詳しく書いてくれたてのはどこの市町村以来だろう!
茂辺地は昔、単独の村だったんだー
すっごい満足。
歴史館を出て向かったのは
「北海道水田発祥の地」
七飯町で学んだ様に、こっち側は発祥の地が多い。
そして米どころ空知に住む自分も、「ここから北海道の水田始まったんだー」と辺りを見回し、ここなら水田始まったのもうなづける。と感慨深いのでした。
そして行ってみた。
元々行こうと思ってたところ、
特別展示の内容がとても面白かった。
知ってから見るのと、知らないで見るのは大違い。
日本最古の星型陣屋は何故作られたのか!
西洋洋式の城守方式はどうやって学んだのか!
五稜郭よりも先に築かれたのは本当なのか!?!?
是非 資料館へ足を運んでください。
歴史の授業で寝てた自分も満足でした。
北斗市資料館。いいところでした。
さぁ歴史知識はおなかいっぱい。
今日の宿泊地に向かいましょう!
っっっっとその前に。
運転の汗臭いの洗ってくる。
「七重浜の湯」いい温泉でした。😊
そして買い出しに向かうけど、
こっちきたら晩御飯は決まっている!
例のブツ。受け取りました😎
さぁさぁキャンプ場へ向かうよ!
........ 茂辺地(湯の沢水辺公園キャンプ場)いっぱい。
.........上磯ダム公園キャンプ場 電波無いやんけ。
........よっしゃ!森までもどってキャンプ場!
ほっそい山道10分近く走らせといて
閉鎖しとるやんけ。
あー!!!
もう飯食いたい!寝たい!!
と言うわけで「道の駅 YOU遊もり」へ戻り
仮眠させていただく事に。
では、晩御飯をいただきましょう!
本日のメイン
ハセガワストアやきとり弁当
食べ方を前に地元人に教えてもらったんだけど、
①容器の縁に串を乗せる
②フタを押さえて串を抜く
③串が抜けた状態で食べる
これが正しい食べ方の様です😊
別に、好きに食っていいよ。
晩御飯メニューは
ハセスト やきとり弁当 お好み串 ザンギ(カレー味)と!大沼地ビールで!
ここの地ビールも美味しいですねぇ〜
それぞれ違いがはっきりしていておいしゅうございました😊
では今回のVAN旅はここまで!
また次の旅でお会いしましょう!
6月はVAN旅お休みの予定です。
久々にキャンプ行ってきます!
次はどこ行こうかな😊
【2024年(令和6年)5月24日発行】